“任地で生活する”ということ

こんにちは!はじめまして

コミュニティ開発の職種で、ケニア南西部ミゴリへ派遣されている大西です。

ミゴリの農業事務所に所属し、農家の収入向上を目的として活動をします。

兵庫県出身。大学卒業後、金融会社に入社し、青年海外協力隊に参加しました。

ケニアの何気な~い日常をのんびり・ゆる~くお届けしていきます!


今回は我が任地ミゴリの紹介

ミゴリは、首都ナイロビからバスで約11~12時間。

一方、タンザニアとの国境には車で30分。

タンザニアには陸路ですぐ行ける場所ですが、ケニア隊員は陸路でタンザニアに入れず、空路で行かなければなりません。…残念

 

ミゴリは面積2586.4㎢、人口91万7170人、人口密度354.6人/㎢。(Wikipedia)

面積は佐賀県、人口は和歌山県、人口密度は滋賀県にあたるくらいですね。

気候は標高が約1300mあるせいか、朝晩は肌寒いく、日中は暑さを感じます。

カラッとした暑さなので、気持ちが良いです。

ミゴリのタウン部分。人と車が多い!砂埃も多め。

そんなミゴリに先日から本赴任をいたしました!

今は2年間の生活に向け、生活基盤を整えています。

家具・家電の購入、住宅の契約などなど、やることはモリモリです!!

 

―――――用事を済ました帰り道、とある15歳くらいの少年に声をかけられた。

少年「僕、もうすぐ学校卒業するんだけど、仕事ってどう見つけた?お前中国人だろ?紹介してよ!

 

「まず中国人じゃない!」っと心の中で、反射のごとくツッコむ一方で、自分が小学校卒業時は、「普通」に中学校に行くことだけ考えていたな、と思った。

 

先日事務所の女子大学生が言った言葉が頭をよぎる。

大学生「この町には働き口がない。私はよっぽどでない限り、大きい都市で就職するつもりよ。

 

ミゴリでは65%の人々が小学校卒業後に就職の道を歩む。(Wikipedia)

かつての僕にとっては、中学校進学が「普通」だったけれど、ここの子供たちにとっては、就職が「普通」なのかもしれない。

しかしその働き口は少ないようだ。

 

ミゴリで「生活する」ということは、単に「住む」だけではなく、そこにいる人々と「理解しあう」・「つきあっていく」ことも含む。

「たくさんの違いを受け止める心の準備」も「生活基盤」の一つになるんだなぁと実感。

 

時間がなくて、少年とゆっくり話せなかったけど、いつかあの少年に再会し、ゆっくり話をしてみたい。

僕からケニア人を判別するのはまだ不可能なので、また声かけてくれないかなと、淡い期待を抱き、明日も町を歩いてみよっかな。

 

こんな感じでのんびりゆっくりお届けしていきたいと思います。

ではでは、また次回~!!

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兵庫県神戸市出身。コミュニティ開発隊員として、ケニア南西部ミゴリの農業事務所に配属されています。 ケニア隊員の中では首都から最も離れた隊員ですが、地方ならではの情報をお届けしていきます! 日々の活動内容については、noteに書いていきます! https://note.mu/kenichiro0024(名前欄をクリックすると飛べます)