活動と日常

~Ndhiwa Subcounty Hospital~

現在病院には、同僚の栄養士3名と実習生3名プラス私が、働いています。

私は、病院配属ではなく、その上の保健事務局配属ですが、まずは現場を知るために毎日病院に出勤をしています。

Ndhiwaは、ケニアの中でも田舎のようで、家族は都会で暮らし、単身赴任でNdhiwaに来ていて一人暮らしをして金曜日から実家に帰る職員もいます。遠方に家族のいる人は、車を持っている人もいます。単身赴任をしている女性も多く、先進国の日本よりもキャリアウーマンが多い印象です。

朝は患者さんが8時前から受付に来ており、職員も8時前後からぼちぼちと出勤し始め、10時ごろには全員集合かなっといった感じ。そして、病院は一番忙しい時間を迎えます。

特に月曜日が一番患者の数が多く、金曜日はほとんど患者が来ないです。

栄養士も早い人で8時前後からぼちぼちと出勤を始めます。8時ごろ実習生と私が来て、病院勤務の栄養士が一人来て・・・っとここらへんの出勤する順番の感覚は日本と同じです。上司は人にもよりますが、社長出勤が多いです。栄養士同士では、帰宅時間も上司が仕事をしていたら、その下の人は、仕事が済んでいても用事がなければ帰らずに仕事が終わるまで待っています。実習生は、仕事に目処が立つと帰っています。

ケニアの朝は早く、普通に朝8時前から学校も始まっているし、朝洗濯を済まして干して出勤をしている人も多くいます。違うところは、日本ほど、勤務時間に厳しくなく用事があれば、遅刻や帰宅しやすい環境化であるということかな・・・

私が、聞き取れないだけかもしれませんが、日本ほど、仕事を最大優先させる感覚がなく、ゆとりをもって仕事できる印象です。職場間での誰かの働き方を批判する声もあまり聞こえませんし、仕事中にプライベートな話をしても全然オッケーな雰囲気です。

むしろ、楽しく会話し、コミュニケーションをとることをとても大切にしているなっと感じています。私があまりしゃべらないで仕事ばかりしてると話題ふられるし、なんで栄養士のオフィスばかりにいて、他のオフィスに来ないんだっと言われます。

日本だと「なんで仕事しないで話してるんだ!」だけど、ここでは「なんで仕事ばかりして、話さないんだ!」って感じです。その感覚に気づいたのが赴任して2週間後くらいで、顔を出さなかったオフィスの職員の挨拶が、素っ気なくなっていた原因はそこでした。

初日に挨拶回りをして以降は、語学に自信がなく、あまり話せないのに自分から違う病棟やオフィス行ったり、知らない人と話したりすることを恐れて、受け身になっていました。

喋れなくてもいいから、会話して、理解するまで確認して、相手がうんざりするくらい絡んだ方がこの職場では、正解なのではないかと感じています。

もともとそうゆう性格で、英語がある程度できれば、自然と溶け込めるんでしょうけど、まだキャラを作って接している自分がいて、言葉が出てこなくて、悔しくて夕方にはクタクタ・・・(笑)

ケニア人の中にも物静かで、きちんと仕事をしている人もたくさんいますが、語学を習得し、コニュニティーを見つけないといけない私にとってはNGな事。かなりコミュニケーション力求められます。

「異文化の中に一人でいると、改めて自分の強みと弱みが発見できるし、日本人の特徴も見えてくるなぁー、自分を見つめ直すいい機会になってるなぁー」

そんなことを仕事中にぼーーーっと考えていたら、同僚から「ケニアは好きか?日本が恋しいのか?」と言われてしまいました。(笑)

そろそろ、語学頑張ろう!!とここで宣言して、重たい腰を上げようとしています(-ω-)/

Ndhiwa Subcounty Hospital 庭が広くて綺麗
栄養士のオフィス
The following two tabs change content below.

Mariko

福岡県出身、北九州市の小中学校で栄養教諭として勤務。ただいま自己啓発休業を取得し、JICA海外協力隊に参加中。

最新記事 by Mariko (全て見る)