Good morning, Kenya!

JICA海外協力隊ケニア派遣2019年度1次隊の隊員によるブログです。ようやく開設できました!おめでとうございまーす!
ということで、これから約2年にわたる活動の様子をケニア各地からバシバシ発信していきますので、皆さんどうぞよろしくお願いします♪

はじめまして

1発目の投稿ということで、簡単に自己紹介したいと思います。愛知県名古屋市出身のまっつんです。商業科教員として高校で10年間働いていましたが、この度現職教員特別参加制度でこのJICA海外協力隊に参加することになりました。つまり現在の職業である高校教師という身分はそのままで、ケニアへ派遣されているということになります。協力隊員として国際協力分野で活動した経験を教育に生かす、ということがこの制度の目的なので帰国後はまた高校に戻ります。

商業科教員が国際協力の経験を学校教育にどう生かすのか、と思う方もいるかもしれませんのでざっくりと説明します。商業高校と言えば普通教科に加えて簿記・会計や情報処理、経済といった分野を学ぶのですが、それ以外にそれぞれの学校が独自の学科やカリキュラム(スポーツ科学や観光分野等)を持っているというスタイルが一般的になっています。私が 働いていた学校には国際分野の学科があり、商業科目に加えて第二外国語や国際理解教育にも力を入れていました。では、それらの科目は誰が担当するのか。そうです商業科教員です。これだけ聞くとやっぱり学校はブラックだ!と思うかもしれません。いや私自身思わないこともないのですが(笑) それはともかく私はその国際部門を主に担当していたこともあって、今回こうしてケニアにやって来たわけです。なのでしっかりと経験を生かすことができるんです。ただ、同じ学校に戻れる保証はないので、こればっかりは祈るだけですね。

で、 あんたケニアで何やるの?

はい、本題に入りましょうか。ご存知のようにケニアはアフリカの中でもかなり発展してきている国の一つです。ICT分野の発展も目覚ましく、ケニア政府としてもコンピュータ関連の人材育成に力を入れている反面、学校教育に目を向けてみるとパソコンが足りずに数人に1台で実習していたり、教える教員が足りずに授業ができない学校があったりと、まだまだ道半ばという部分が多く教育分野にも支援が必要な状況です。ということで、私はPCインストラクターという職種での派遣となりました。ケニア西部のマセノにある中等学校(日本でいう高校)に赴任し、カウンターパート(相棒)と共にコンピュータ関係の授業改善や環境整備に取り組むことになっています。ただ、現職教員特別参加制度での参加であるがために、活動期間が2年間ではないんです(泣) 私たちケニア隊は今回7月末にケニア入りしているので、2021年7月末に帰国することになっていますが、これでは学校への復帰が年度途中になってしまい様々な方面に迷惑がかかってしまいます。なのでこの制度で参加している隊員は全員、世界各地で活動している現職教員隊員全員ですよ、全員が3月末に一斉に帰国します。そして数日間の準備の後4月から復帰という超ハードスケジュールです。

1年8か月という限られた時間の中できっと多くのことを学ぶだろうし、たくさん失敗もすると思います。このブログを通して、開発途上国支援の現場から見えたこと、ケニアの暮らしや学校生活のこと等を発信していきます。食事や日本との文化の違いなど、リアルケニアを紹介できればと思います。温かく見守っていただければ幸いです。

Tutaonana baadaye!!

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MatsubaraYoshihide

愛知県名古屋市出身。高校商業科教員が現職教員特別参加制度でJICA海外協力隊に参加しています。 現在はケニア西部のマセノでPCインストラクターとして活動中。ケニアンライフをバシバシ発信していきますよ~!

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