最近寝言がトリリンガルなひろっぴーでーす!8/12(月)~8/16(金)にプレポスティングで任地に行ってきたので、そのことについて紹介していきます!
プレポスティングとは
本赴任前に、1週間それぞれの任地で仮赴任をすることです。主なミッションは2つ。
①配属先挨拶
②家探し
他の派遣国とは違い、ケニアではすべての隊員が自分の住む家を探さなくてはなりません。その為、プレポスティングの期間を利用して、自分の住む家を探します。
任地(ルアンダ)の概要
ビヒガカウンティにあるルアンダはケニア西部、ヴィクトリア湖の近くに位置し、ナイロビからバス+マタツで10時間、飛行機+マタツで2時間程度かかる。任地には赤道が走っているが、標高が約1500mの為、気温は15℃~30℃と熱帯の中では比較的涼しい気候である。主要産業は農業であり、メイズの栽培が盛んである。ケニアの中でも田舎であるが、英語とスワヒリ語が通じる。インフラについて、電波については日本並みかそれ以上に整っている。しかし、電気と水道については不安定であり、対策が必要。ちなみに、ビヒガカウンティは淡路島と同じくらいの面積で、協力隊が6人もいるという、協力隊員密集地域である。

…で、プレポスティング中にひろっぴーは実際何をしたのか??
①メイズについての調査
朝から農業事務所職員と農業系の会社の人に同行させてもらい、農家を回りメイズの育成具合、収穫量についての調査を行いました。農業事務所を車で出発。途中から舗装された道を外れ、砂利道を車で行けるところまで進み、その後は徒歩で農家まで移動します。

調査を開始して数時間。あることに気づく。あれ??職員の人達、1回も休憩もしないし、なんなら水一滴も飲んでなくね??お腹もすいてきたし、、、そろそろ昼食かな?
ひろっぴー「もうすぐ14時だけど、お昼ごはんまだー?」
職員「何言ってんだ!仕事が終わらないと町には帰れないぞ!」
ひろっぴー「ええ!?そんなぁ~」
結局、17時まで町に帰ることはおろか、休憩すらありませんでした(笑)。後日先輩隊員に話を聞くと、昼食抜きで朝から夕方までぶっ通しで仕事をするのは農業事務所勤務ではごくごく当たり前とのこと、、、ルアンダに来て間もない自分にとってはとてもハードでした。何があってもいいように、水分やぱっと食べれる食料は常に携帯しておいたほうがいいですね。こんなに長い間休まずに調査するとは知らず、500mlのペットボトル1本しか持ってこなかったので、脱水症状で危うく倒れるところでした。これば教訓です。
②農家に挨拶
毎日調査をするのかなーと思いきや、農業事務所で待機していたのですが、木曜日はだれも来ませんでした(笑)。完全に終日フリーになってしまったので、1人で歩いて農家に挨拶することにしました。実際の活動は、おそらく農家を巻き込んだ活動をすることになると思い、それならば、まずは顔を覚えてもらう必要があるだろうと考えたためです。本赴任後もしばらくは足繁く通っていくつもりです。
そして、なんと!家探しをすることができませんでした!(笑)家の候補を紹介してくれる予定だった配属先の所長が多忙なため、家探しをスタートすることすらできず、、、本赴任後に持ち越しです。しばらくはホテル暮らしの模様、、、
所感
現地の人の中に入り込むにはスワヒリ語が有効であると感じました。任地でスワヒリ語を使った場合、現地の人から「俺たちの言葉使えるんか!?」と、とても嬉しそうな表情をしてくれます。二本松訓練所でスワヒリ語の研修を受けて本当に良かったと思います。研修を通して、日常会話レベルであればある程度意思疎通ができるようになったので、極力スワヒリ語で仕事を進めていくつもりです。
また、ここルアンダではどうやら自炊をしないと生きていけないようです。田舎の為、配属先周辺にはバーが1件あるだけで、他は飲食店はおろか、スーパーもありません。ちっちゃな個人商店みたいなのがいくつかありますが、品ぞろえは少ない。幸運にも車で40分の所に、ケニア第3の都市であるキスムがあるので、食材はそこで十分に調達できそうです。今まで片手で数えるくらいしか自炊をしてこなかったのですが、ついに追い込まれてしまったため、これを機に自炊をする決意が固まりました。ケニア勢の同期には自炊が神レベルの人がいるので、本赴任までの間に教えを乞いたいと思います(笑)。
次回は任地についてもう少し詳しく載せたいと思います。ではでは~!

ひろっぴー

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