住んでみたらこんな魅力があった② ~八百屋さん~

 

 こんにちは!Manamiです。

 前回に続いて、もう少しだけケニアのことを書いてみました。今回は『八百屋さん』に関連するものに焦点を当てて、果物やケニア人の人柄について、ほんの少し紹介したいと思います。

南国フルーツがたくさん

 今からちょうど1年前。ケニアに着いてすぐの頃、3週間ほどスワヒリ語の語学学校に通いました。超詰込み式でハイスピードな授業だったのですが、ある日出てきたのがこれ。

 パイナップル、バナナ、すいか、アボカド、マンゴー、パパイヤ…。店員さんとお客さんになりきってやりとりを楽しんだり、果物の名前を言ったりして…食べる。ちょっとほっこりしたひとときでした。

任地ティカといえば “パイナップル”

 任地ティカは、パイナップルの名産地。広大なパイナップル畑に、加工工場があります。そして、12月頃になると、他都市とを結ぶ幹線道路沿いにパイナップル屋さんがずらりと並びます。

マンゴーは “しゃぶって”食べる

注)これはケニアで一般的なのかはわかりません。

 ある日、配属先に行くと、「家でマンゴーがたくさん穫れたんだ」と、ある先生が大量のマンゴーを持ってきてくれました。ケニアのいろんな場所で穫れるんです。その場でみんなでいただくことに…。歯で皮を剥いで、かじる。いや、しゃぶる。「いいか?マンゴーはしゃぶって食べるんだ!」と、何人もの同僚が教えてくれました。やって見せてくれたり、“しゃぶる”という現地語(キクユ語)を教えてくれたり、「これでManamiもキクユ人だ!」と認めてくれたり…(笑)と、なんとも豪快に、みんなで大笑いしながらいただきました。

自慢の “スクマ”

 日本では青汁の材料となっているケール。ケニアでは“スクマ”“スクマウィキ”と呼ばれていて、国民食である“ウガリ”と一緒によく食卓に並びます。

 配属先の学校でも、畑一面に育てていました。そして、「栄養たっぷりなのよ」「うちでは毎日食べるよ。スクマを食べないなんて、いったいどんな野菜があるんだ?」と、いつも同僚が口をそろえるほどでした。ケールだけで炒めたり、玉ねぎやトマトと一緒に煮込んだり…キャベツ感覚かなぁと思っていました。

町で食べ歩き!?

 また遡ること約1年。初めて任地ティカを訪れた日のことです。この日は配属先の先生と待ち合わせをして、一緒に家探しをしました。「まずはおやつをしていこう~」と、道端で売っていたサトウキビを味わいました。

 他にも、ピーナッツ、ゆで卵、サモサ、マンダジ(揚げパン)、すいかなどなど…町のあちこちで、その場で食べられるものがたくさん売られています。

果物・野菜は八百屋さんで

 任地ティカには大きなスーパーがあるので、生活に必要なものはそこで手に入ります。食料品も野菜も売られていますが、野菜はいつも八百屋さんで。というのも…お手頃で、新鮮なものが多くて、何より店員さんがフレンドリーで気前がいい!近所のおじちゃんおばちゃん達とバナナを片手に立ち話…なんてこともありました。

 

 ケニアでは、とにかく陽気でフレンドリーな人にたくさん出会いました。欲しいものがあるから買いに行く、だけじゃなくて、この人に会いに立ち寄って今日はお喋りだけしてまた明日、そんなことが楽しめるのも素敵だなぁと思いました。まだまだお伝えしたいのですが、この辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。それでは~。

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Manami

愛知県出身。2019年7月から2020年3月まで活動したのち、新型コロナ感染拡大の影響で一時帰国し、2021年10月に再びケニアにやってきて2022年3月まで活動予定。任地は首都ナイロビから車でわずか1時間程のティカ。体の不自由な高校生が通う特別支援学校で障害児・者支援として活動中。